すべての学年に「情報」、「問題解決能力×表現力」の問題を新設します。
近年教育界で注目されている「非認知能力(点数にして評価できない、内面的で社会的な力)」をアセスメントにいち早く採用。非認知能力を「7つのココロ」に設定し、ルーブリック(評価の観点と尺度を表に可視化した評価方法)で児童生徒の位置を表示し、非認知能力を活かして認知能力を高めるためのアドバイスをします。 生徒の学習状況についても調査して、認知能力と組み合わせた分析結果が出るため、面談で活かすことができます。
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すでにご存じの通り、これまでも重要視されてきた点数で評価できる学力(認知能力)に加えて、点数にして評価できない内面的で社会的な力である「非認知能力」にも注目が集ま っています。
この非認知能力は、学力を高める上でも、スポーツや芸術などのスキルを高める上でも、さらに予測が難しい様々な状況に対応していく上でも、とても必要な力であることがわかってきました。そのような中で、非認知能力だけを特別扱いして、学力(認知能力)と切り離した育成をするようなケースも生まれてきています。
私たちは、あくまでも認知能力と非認知能力は一緒に育成するものであると考えています。認知能力を高める上でぶつかる一つひとつの壁を、ときに粘り強く、ときにやる気を奮い立たせて、ときに他者と協力しながら取り組めば、その壁はきっと乗り越えやすくなると確信しています。つまり、これまで明らかにされてきた通り、非認知能力の育成が、認知能力の向上へとつながっていくわけです。
だからこそ、生徒たちには両方の力をアセスメント(評価)してください。そして、生徒たちが今後それぞれの力をどのように伸ばしていけば相乗効果を生み出せるのかを、アドバイスしてあげてください。そのためにも「あすがく」のご活用をおススメします。
岡山大学准教授。専門は教育方法学。小中高の校種を超えて、現場の先生方と協働して認知能力と非認知能力の一体的な育成のために注力している。 また、子どもたちや保護者の方々を対象に講演も多数行っている。